セラピストの固定給料制のメリットとデメリットは?
[本記事はアフィリエイトプロモーションを含みます]完全歩合制のお店が多いリラクゼーション業界の中でも、
固定給料制を採用しているサロンもあります。
固定給料制が当たり前ではないリラクゼーション業界ならではの、
固定給料制のメリット・デメリットがあります。
セラピストの固定給料制のメリットとデメリットは?適性はある?
未経験者でも収入が保障されている
たとえ1日で2人のお客さんしか施術できなかった日も、
固定給料制なのできちんとお給料が支払われるのが、最大のメリットです。
経験者の場合はお客さんに喜ばれる施術やトークを知っていますし、
指名のお客さんが付きやすいです。
それに対して未経験者はまだ学びたてで、これから腕を磨いていくというところなので、
安定的に指名をもらえるようになるまでは時間がかかります。
お店にもよりますが、完全歩合制の場合、満足な額を稼げずに苦労することになります。
私は未経験者で完全歩合制のお店に就職しましたが、
10万円以下の給料からスタートしました。
周りはベテランセラピストが多く、指名を持っていかれてしまうこともありました。
常にお金の悩みがつきないという状況で、とても辛かったです。
一人暮らしや養う家族がいる、なおかつ未経験者の方は、まずは歩合制よりも
固定給料制のサロンで働かれることをおすすめします。
社会保険に加入してもらえる
固定給料制のサロンの求人を見ていると、大体が「社会保険完備」と書いてあります。
給料から天引きされますが、半分会社が負担してくれます。
厚生年金保険料を納めていると将来の年金支給額が、国民年金保険料を
納めていた人よりも多くなります。(短期間だけだとそれほど差はないかもしれませんが)
また雇用保険に加入していると、失業した時に失業手当てをもらえますし、
どうせ週5日のフルタイムで働くなら、社会保険完備の会社で働く方がお得だということです。
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セラピストの固定給料制のデメリット
どんなに指名をとっても給料が同じ
1日5人以上指名客がくる売れっ子セラピストも、
誰からも指名されないセラピストも、給料は同じです。
売れてないセラピストにしてみれば「ラッキー♪」という感じでしょうが、
売れっ子セラピストにしてみれば納得がいかないはずです。
「歩合制だったらもっと稼げるのに…」と固定給料制が嫌になり、
歩合制のサロンに転職するセラピストもいます。
モチベーションが上がらない
どんなに努力して指名本数を増やそうが給料に反映されないとなると、どうなるでしょうか。
人によっては努力をせずに「それなり」で満足してしまいます。
頑張れば頑張った分だけ給料が上がるならモチベーションも上がりますが、
そうでないならそこまで頑張らなくてもいいと考える人が出てくるのは
しょうがないことでしょう。
「疲れるだけだから予約が入らないでほしい…」と感じる人もいます。
それでは張り合いがなくなってしまいますよね。
「それでもいいから安定した給料をもらえる方がいい!」という方は
固定給料制が合っていると思います。
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