セラピストの完全歩合制のメリットとデメリットは?厳しい世界を覚悟しよう

セラピストの完全歩合制のメリットとデメリットは?

完全歩合制(フルコミッション)とは、それぞれがあげた成果に応じて
報酬額が支払われる制度です。

 

リラクゼーション業界は大手企業を筆頭に、多くのサロンが
完全歩合制度を採用しています。

 

「売り上げの○%」という歩合率を元に、お客さんを施術した分数に応じて、
報酬が支払われます。

 

例えば「歩合率が売上の40%」
「施術料10分1000円」のお店では、セラピストの報酬計算は以下のようになります。

 

※60分間、お客さんの施術をした場合
6000円×0.4=2400円がセラピストの収入になります。

 

同じ60分間施術するのでも、歩合率が45%のところでは2700円となり、
時給換算すると300円の差ができます。 

 

ちなみにこの他にお客さんから指名された時の指名手当てがつくサロンもあります。

 

セラピストの就職先を決める上で完全歩合制について知っておくことは大切なので、
メリット、デメリットをおさえておいてください。

 

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セラピストの完全歩合制のメリットとデメリットは?厳しい世界を覚悟しよう

努力次第で稼げる可能性がある

 

完全歩合制は自分が努力し、成果を出した分だけの報酬を手にすることができます。

 

自分の腕と接客力を磨き、たくさんのお客さんから安定的に
指名をもらえるようになると、それだけ給料が増えます。

 

人によっては20万〜30万と、一般的なサラリーマンの給料よりも
多く稼ぐセラピストもいます。

 

繁盛店かどうか、サービス料金はいくらか、歩合率は何%かなどにもよりますが、
完全歩合制では頑張った分だけ稼げる可能性があります。

 

張り合いがある

 

努力次第で報酬が上がるならモチベーションも上がりますよね。

 

セラピストは「お客さんに喜んでほしい、癒してあげたい」という心はもちろんありますが、
「たくさん指名をもらって、たくさん稼ぎたい!」と日々頑張っている人も多いです。

 

自分の能力が収入に直結するので、常に自己向上しなければならない
という点でとても張り合いがあります。

セラピストの完全歩合制のデメリット

悲惨なほど稼げない可能性がある

 

自分が稼ぐ報酬に関して責任をとってくれる人は誰もいません。

 

完全歩合制の場合、会社と雇用契約ではなく、業務委託契約を結ぶことになります。

 

会社が提示した歩合率、出勤日数などを了承した個人が業務を
請け負うだけの関係であって、雇用されるわけではありません。

 

よって会社としては各都道府県が定める最低賃金を気にする必要も
ありませんし、固定給料を支払う義務がありません。

 

最近では最低保証制度を設ける会社も少しずつ出てきましたが、
8万〜10万と満足な額ではないようです。
(⇒セラピストの業務委託契約で働く時の注意点

 

私がセラピストを始めて3〜4ヶ月くらいは7万〜13万くらいしか稼げませんでした。

 

私が勤めていたサロンが元々お客さんが少ないお店だったので、
1日1人のお客さんしか施術できないという日もありました。
これでは稼げるはずがないですよね。

 

正社員として会社に勤めている友人と、自分の現状を比べては
完全歩合制のサロンに就職を決めたことを後悔する毎日でした。

 

正社員で働く人と同じ時間、働いているのに、報酬は半分程度。
段々とむなしくなってきました。

 

その後少しずつ報酬が上がっていきましたが、満足な収入を
得るまでは1年以上かかりました。

 

完全歩合制は稼げる可能性もありますが、同時に
悲惨なほど稼げず、消耗する危険性もあるので注意が必要です。

 

(繁盛しているお店に運よく就職できれば私ほどひどい状況に
なることはないと思いますが…。)

 

成果を上げ続けるプレッシャーがある

 

指名本数のノルマがあるところもあれば、ないところもありますが、
ノルマがないからと言ってうかうかしていることはできません。

 

成果を上げなければその分収入も減少していくだけなので、
収入が減る恐怖とプレッシャーと付き合っていかなければなりません。

 

また自分が体調を崩して出勤できない、ケガをして施術に入れないという状態に
なると、休んだ分は一切報酬が発生しません。

 

どんどん月の給料が目減りしていきます。

 

自分を追い込むことで力を発揮するタイプは、完全歩合制でうまく成果を
出せるでしょうが、そうでない人にとっては辛い状況になるので、
固定給料制のサロンに勤めた方がいいでしょう。

 

以上が完全歩合制のメリット・デメリットです。
自分の性格、状況にはどちらが合っているのかをふまえて、
サロンを選ぶようにしましょう。

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